■中期 -無症候期
インフルエンザや風邪のような症状が出る「急性感染期」が終わると、ほとんど症状の出ない無症候期が始まります。しかし症状がないといっても、それは見た目だけの話です。この5~10年も続く長い時間のうちに、体内ではエイズ発病の準備が着々と進められているのです。
この時期に何が起こっているかといえば、
・HIV(エイズウイルス)が体内で増殖を繰り返す
・それを倒すために免疫細胞(CD4陽性Tリンパ球)も増える
・HIVとCD4陽性Tリンパ球が均衡している間は、症状が見えない
・少しずつCD4陽性Tリンパ球が減り、HIVが優勢になっていく
……という流れになります。